せせりのきもち
自分らしく生きるために試行錯誤しながら学んできたことを発信します
こころ

うつ病の治し方のヒント ~うつ病になる前の自分に戻ってはいけない~

私は過去に仮面うつ病になったことがあり2年ほど、抗うつ剤のお世話になったことがあります。仮面うつ病の前はパニック障害も経験しているため、抗不安剤は飲んだことがあったのですが、抗不安剤と違って、抗うつ剤(パキシルを飲んでました)は副作用が強く、気持ち悪くて、頭がぼーっとするし、余計に具合が悪くなったようで、飲み始めの数週間は本当に辛かったのを覚えています。

本当はしばらく仕事を休みたかったのですが、長期間休んでしまうと二度と社会復帰できないのではという不安があり、最初の1週間だけ仕事を休ませてもらいました。

投薬が始まると朝起きて朝食⇒寝る⇒昼食⇒寝る⇒夕方スーパーに買い物⇒夕食⇒寝るという、食事以外はほとんど寝ているという生活。

寝続けるという症状は薬が効いて、身体が休みたいという正常なサインを出し始めた証拠で、比較的軽い症状のうつだと、すぐに症状が出るそうで、重症の方はこの症状が出るまでもっと時間がかかるそうです。仕事の時は、フラフラしながら何とか通勤し、休日は寝て過ごす生活が数ヶ月続きました。

少しずつ、起きている時間が長くなり、少し気力が回復してくると、うつを治すための知識を得たいとネットや本を調べるようになり、そこで出会った一冊の本に書かれていることが、自分を変えてきっかけにもなりました。

それは、うつ病になる前の自分に戻ったら、また頑張り過ぎてオーバーワークになり、うつ病になってしまうかもしれない。だから、元の自分に戻るのではなく、別の自分に生まれ変わらなくてはならない」というものでした。

そうか、元の自分に戻ってはいけないんだ!

そこから、自分のどこか原因で仮面うつ病になってしまったのか、自分の行動を振り返ってみると・・・。

・当時、国家資格取得を目指しており、勉強をしている時は一切の遊びを断っていた

 (試験勉強中はすべての誘いは断り、遊ぶべきではないと思い込んでいた)

・早朝から学校の自習室に行き、勉強してから仕事に行っていた

 (でも、眠くてあまり頭に入っていなかった)

・仕事が休日に入ると私の勉強時間が奪われたと強いストレスを感じていた

・疲れていても休むという選択ができず、追い込んでいた。

もちろん、試験勉強をしていたら、ある一定の時期は勉強に集中し、追い込むことも必要ですが、私の場合は、自分の体力や気力の限界を考えず、とにかく追い込み過ぎてしまっていたということに気付きました。仕事についてもコントロールできない部分があるのは仕方なく、それに対する気持ちも、しょうがないから他の日に頑張ろうというぐらいに柔軟な気持ちになれば、ここまでの強いストレスにはならなかったと思います。

また、治療中はカウンセリングも受けていたのですが、カウンセラーの方の言葉で心に残っていることがあります。それは、「人によって持っているエネルギーが違うので、他の人と同じように頑張れなくても、自分を卑下したらいけない」というものでした。もともと、体力がなく、体も強い方ではないのですが、あの人があんなに頑張っているんだから自分も頑張らなきゃ!とか、人と比べて、人目を気にしてしまうところがあったので、そこもいけなかったんだなと思ってます。

結局、また勉強できるまで回復するのに2年かかりましたが、再開後は、朝仕事前に勉強するのも短時間と決め、疲れた時は休む!、適度に息抜きも入れながらと行動を変えていくことができました。また、仕事に対しても、うまく手抜きできるところはしながら、追い込み過ぎないようになりました。

以前勤めていた会社の上司にこんなことを言われたことがありました。

「おまえは頑張り過ぎるから、ちょっと手を抜くぐらいがちょうどいい」

仮面うつ病になって、その上司に言われたことの意味がやっと理解できました。

うつ病になる人は、真面目で頑張り過ぎてしまう人が多いと言いますが、そういう人はおそらく少しぐらい手を抜いても、人からは手を抜いていると思われないぐらい、頑張っている人なんだと思います。

私も完治後はちょこちょこ手を抜いていますが、それを指摘されたことは一度もなく、相変わらず、真面目に頑張っている人という評価をもらっています。

なので、うつ病になる前に勇気を出して、一度、手を抜いてみませんか?

ABOUT ME
せせり
40歳の女性。仕事を退職し、資格だけ持っている経験のない職種で独立するも開業届を提出後にこの仕事をやりたいという気持ちが冷め、ほぼ無職状態となり悩む日々。現在は、企業に転職する方向で気持ちが傾き中。